★忘れられた日本人たちの語り

『驚きの民俗学』六車由実

医学書院(2012)

民俗学者だった著者はあるとき大学を辞め、老人ホームで働き始める。利用者たちの語りに身を委ね、民俗学と照らし合わせながら活写することで、それが高齢者ケアにつながっていることに気づき始める。